最近音楽はパソコンに取り込んだものを携帯音楽プレーヤーで聴くかそのままパソコンで聞くことが多い。好きな曲を好きなときに聴けるのがいいし、車の中で聴くときは携帯音楽プレーヤーでランダムに曲を演奏するようにしておくと意外性のある曲が出てきて眠気を催さない。
しかし、私の音楽の好みがバッハからジャズ、演歌まで多岐にわたるので、モーツァルトのあとに島倉千代子が出てきて、その次はエリック・クラプトンなんてことがおこる。ジャンルを限定すればまだましだがそのときの気分に合わせてプログラムできないかと思っていた。実は、そんな「お勧め作り」をコンピュータにやらせようというのは私の研究テーマのひとつだった。
最近のiTunes 8ではその機能が実現されているのを知った。genius という機能で、ある曲を選んでgeniusにまかせるとその曲の「感じ(テイストといっている)」に近いものを選んで演奏リストを作ってくれる。試してみたが結構いい選択をしてくれる。何でテイストを決めているのかは分からないが先を越されてしまった、という思いと研究テーマとしてはいい線いってたなという思いが交錯している。