英国ドライブ旅行

毎年、梅雨の時期になるとどこかに旅したくなる。この頃のヨーロッパは花が咲き乱れ、涼しくて最高の季節である。今年は英国の田舎をレンタカーでドライブすることにした。少し不安もあるが、ＮＥＣ時代の友人が去年英国をドライブ旅行をしてきてとてもよかったといっているのも心強い。
ロンドンのヒースロウ空港で車を借り、英国を周遊して車を空港で返すことにした。車はインターネットで予約できる。エアコン付きＡＴ車でカーナビ装備のを予約する。英国は何故かＭＴ車が多いそうだ。カーナビは必須。これがないと目的地に行けそうにない。Ｇｏｏｇｌｅ Ｍａｐと Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ ＡｕｔｏＲｏｕｔ でドライブルートを計画し、インターネットでホテルを予約する。インターネットがあればこその海外旅行である。
ヒースロウ空港に近いウィンザーを最初の宿泊地にし、オックスフォード、コッツウォルズ地方の村をいくつか廻り、北上して湖水地方を走る。世界遺産のローマ時代の城壁（ハドリアヌス帝の城壁）を見てスコットランドに行く。そこから南に下りてロンドン郊外のハムステッドに降り、空港に戻るというコースを設定した。ロンドンをドライブするのは心配なので避けて田舎中心のコースである。
6月20日成田から一路ロンドンへ向かう。全日空を使うことが多いが今回は座席が広いと評判のヴァージン航空にした。空港からレンタカー会社までバスで行き車を借りる。車は真新しいボルボ。ディーゼル車だ。早速空港から15分ほどのウィンザーまでドライブ。イギリスの道は良く整備されていて走りやすい。運転者のマナーも良く少しもたもたしていても穏やかに応対してくれる。日本と違うのはラウンドアバウトと呼ばれるロータリー。最初は戸惑ったがとにかく右側の車を優先するという単純なルールでスムーズに車が流れている。交通量の多いラアウンドアバウトには信号があるものもあるがほとんど信号なしで順調に流れる。驚いたことに高速道路もすべて無料。非常に快適である。民主党もマニフェストどおりに無料化を推進すべきだといいたくなる。
ハドリアヌス帝の城壁とゴルフの聖地、セントアンドリューズゴルフ場の写真を添付します。


セントアンドリューズは北海のすぐそば。きっと風が強いだろうな。