これはアサギマダラという中型のチョウ.春に奄美大島や喜界島から大分県を経て本州に旅をし,秋になると本州の山地から四国を経由して南の島に渡って行く旅をするチョウとして知られています.20年ほど前からこのチョウの羽にマジックペンで印をつけて放し,その行動をインターネットを使って調査する活動が繰り広げられています.
8月3日梅雨明けの日に富士山御殿場登山口の近くでアサギマダラを捕まえ羽にマークする作業をしてきました.テニス仲間の樋村さんにアサギが集合する穴場を教えてもらい,二人で2時間ほどの間に35頭のアサギマダラにマークしました.これらのチョウが遠い南の島まで旅をし,誰かに見つけられるかもしれない,と思うとワクワクします.