蒸し暑くて雨模様。アウトドア派の人にとって梅雨の時期は憂鬱ですね。自由時間だけはタップリ手に入れた年金生活者はこの時期、なるべく費用をかけずに気ままな個人旅行をすることにしています。今年はスイス。仕事では一度も行くことのなかった国です。スイスに行った友達がみんな感激して帰って来るのでホントかどうか確かめに行ってきました。
これはマッターホルン。快晴の空に朝焼けが輝いています。ツェルマットの宿からの眺めです。ツェルマットの町は排気ガスを規制するためにガソリン車をすべて締め出して、バスもタクシーも一般の自動車も全部電気自動車。徹底しています。心なしか空気の味が違うようです。思い切ったことをするものです。資源の乏しいスイスは観光資源を大切にしています。富士山と同じくらいの3000m以上の山にも登山電車を走らせて、一気に上らせてくれますし、山頂には立派なレストランも水洗トイレも完備しています。観光産業意識は徹底しています。100年も前から鉄道網を整備してきたそうです。速さと効率だけを追求するどこかの国とはたいした違いです。